在宅勤務やってます。そんな私も、昔はキングオブ社畜でした。

この記事は、「あなたよりまだ底辺はいるよ」という相対的幸せの(自虐的)プレゼントと

「そんな会社はとっとと辞めて転職(もしくはバイト)したら?」という今社畜の方々へのメッセージです。

「孤高の在宅勤務」の社畜歴

数年新卒で就職した会社で働いていましたが、

諸事情あって全くの未経験から「未経験可」で募集していたシステム開発会社に転職しました。

そう、そこから私の社畜人生が約10年近く続きます。

PGは2年ほど、その後はSEを8年ぐらい。

転職した会社はブラック企業

当時「ブラック企業」という名前はありませんでしたが、間違いなく今でいうところの「ブラック企業」です。

残業代は100時間を超えた60時間しかつきません。

100時間残業しても残業代はゼロ、110時間働いて10時間分の残業代、さらに170時間残業しても60時間しかつかないのです。

しかも、残業代は換算すると時給500円。

残業などしないほうがマシでしたが、残業しないと仕事が終わりません。

勤めた10年で、月の稼働時間160時間だったことは数えるほどしかありません。

むしろ月の稼働時間220時間越えを半年やり続けた自分を誇りに思っていました(変態)。

ある年の2月、稼働が360時間を超えた時も、「よく働く自分」と思っていました。

(月稼働が300時間を超えたのは三か月続きました。)

スケジュールなんてない

見ためのスケジュールはありましたが、納期が先に決まるので、それをもとにスケジュールを引くというリアルデスマーチが繰り広げられておりました。

また、リソースも決まっており、「納期に間に合わないのでリソースを増やしてくれ」と言っても何もしてくれません。

他のパートナー企業はどんどん撤退していき、優秀な人は去り、仕様書のない(若しくは古い)間違ったコメントがされているソースのみが残されます。

私がいた会社は、撤退したパートナー企業の分も引き取り満足げでしたが、それでも現場の人員は増えませんでした。

心を病む社員が続出

さすがに病む後輩が出始めました。立て続けに3人も。でも、私は当時「心が弱いからだ」と本気で思っていました(当時ね)。

キングオブ社畜としてあるべき模範的な社畜でした。

その時ですら会社は代わりの人を入れるわけでもなく、少なくなった人員で死ぬ思いでプロジェクトを遂行しました。

会社に泊まるのは室内キャンプみたいなもの

会社に泊まったことなんか数知れず。会社の椅子って平らじゃないから寝づらいですよね。パイプ椅子は背もたれのところがあるから仰向けに寝れないし・・。

徹夜作業も山ほどやりました。もちろん次の日は普通に9時から勤務開始です。って夜からずっとやっているから9時になって朝礼が始まって「あ、9時なんだ」って気が付くだけのことです。

一番すごかったのは、3日間で4時間しか寝ないで作業したこと。20代ですし、体力もありました。

今では徹夜どころか22時過ぎると頭がまわりません。

引き出しには、筆記用具とカップラーメン

食料は命綱ともいうべき生活必需品です。

常駐先はオフィス街なので、夜は食べ物屋が少ないですし、コンビニも今ほどありません。会議資料に混ざってカロリーメイトが出てくることもありました。

社畜を誇りに思っていた、その理由。

今はどうかわかりませんが、IT業界は数少ない「女性軽視」の少ない場所でした。

(あ、申し遅れましたが、これでも一応母やってます(汗))

能力さえあれば(比較的他の仕事より)対等に扱ってくれる業界でしたので、男子についていこうと必死でした。

よって「女子だから」泊まりは嫌だとか、残業や休日出勤は嫌だとかいう「甘え」みたいなのは自ら「排除」したかったのです。

それに、やっぱりそもそも開発が好きで、みんなで何かを作っていくという作業が自分に合っていたので頑張れたんだと思います。

会社よりありがたき「社畜認定」

ブラック企業にすると、これほど「使いやすい」社畜はいません。

たまに褒めて、ご飯でも連れて行って、なけなしの役職手当でも出しておけばホイホイ仕事するんですから。

おかげさまで、すぐに主任になり、係長になり、部下もでき、会社の手足となって動く人材に育ちました。

そうなると、部下の育成とかマネージメントの部分も任されるようになり、さらに稼働をあげて対応するようになります。

でも、私はそうなっても苦痛ではありませんでした。むしろやりがいのある素敵な仕事だと思っていました。

「やりがい搾取」ですよね、もうワーカホリック。でも、それは当時快感でした。

転職は考えた。でも、怖かった。その理由とは。

さすがの私も30歳になる前に、「こんな仕事ばかりしてはいけない、もっとプライベートを充実させたい」

と思い始めました。

平日は寝るだけに家に帰り、土日は外に一歩も出ず撮りためビデオを見たり、寝だめしたり・・。

転職サイトに登録し、ちょっとだけ転職活動もしましたが、最終的に転職はしませんでした。

それは会社からの「あなたはほかの会社では通用しない」という無言の圧力。

いや、無言じゃなくそれとなくそういうことを言われていました。

それを聞いて、私も「ああ、私が重宝されるのはこの会社だからなんだ、ほかの会社では通用しないんだ」と思い込んでいました。

実際大した実力ではありませんでしたが、今考えると転職はできたのではと思います。当時は売り手市場でしたしね。

でも、その呪いの言葉は、私を最後までその会社で働かせることになったのでした。

在宅勤務最高

今は結婚、出産を経て、在宅勤務に落ち着いています。

はっきり言って、在宅勤務最高です。

これはまた別の記事にしますが、可能でしたら「自宅で働く」を選択肢に入れてもいいかもしれません。

収入は激減

収入は激減します。はっきり言って、会社に勤めていた時の1/5です。

でも、それと引き換えに、満員電車にも揺られない、いやな上司も少ない、好きな時間に作業できるという精神的に健康的な生活を取り戻しました。

会社が嫌なら辞めたらいいです。何とかなります。バイトでも。贅沢しなければ生きていけます。

ただ、「好きな事だけ」をして生きていけるとは思わないでください。

プロブロガーだけはお勧めしません(笑)。

理由はこちらの記事で。

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